今日は、さかなの街・焼津で、江戸時代から燻し(いぶし)の王道である手火山(てびやま)式の培乾方にこだわり続けて鰹節を作っておられる、ヤマ十増田商店さんをご案内させていただきたいと思います。
ヤマ十さんは、年に4回、第一土曜日の9時~13時まで、職人の手によって製造された地域の水産加工品を生産者の手から直接買っていただく「てびやまるしぇ」というイベントを開催しておられます。
弊社も度々出店させていただいていますが、今回は焼津市内の黒石小学校3年生数名の児童とご父兄が工場見学を兼ねてマルシェに来られたので、わたしも工場見学ツアーに加えていただき「昔ながらのこだわりの製法・手火山造り」を学ばせていただきました。
実は、弊社でも私が子供の頃はまだ祖父が鰹節を造っておりましたので、遥か昔の思い出の中にある燻し現場の香りと雰囲気を感じながら、懐かしく拝見させていただきました。
製造工程の詳細については、ヤマ十さんのHP(動画)をご覧ください。
数年前に「和食」が世界遺産として登録され、世界から関心が高まってきている日本食ですが、その味と香りを支えている鰹節のことを改めて学ぶ素晴らしい機会でした。
ヤマ十さん、そしてマルシェに出店された皆さん、ありがとうございました。